畳×ソファは意外と素敵!和空間をより素敵に見せるためのソファ選びのポイント5つ

全面フローリングを採用する洋風の住宅が増えてはいますが、気軽に床にゴロンとできる和風の住宅も根強い人気を誇っています。

より快適な「和の家」を作り上げるため、ぜひソファの導入を検討してみませんか?

Ryoko
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ソファ=洋風の家という認識はもう古いです。今回は、和の雰囲気を大切にするお家や、畳敷きのお部屋にソファをコーディネートする際のコツをご紹介します。和モダン風の素敵な空間を作り上げましょう。

 

和の雰囲気に馴染みやすい素材を選ぼう!

畳敷きの和室に、洋風のソファは「雰囲気が合わない」といった先入観を抱く方も少なくありません。

Ryoko
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確かに、ソファの種類によっては、なんとなくチグハグな印象を与えるお部屋になってしまうことも……。
和室にはやはり、和の雰囲気に馴染みやすい素材を使ったソファを導入するのがおすすめです。
Nijiro
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具体的には、以下の3つの素材に注目してみてください。

日本家屋は、木材をふんだんに使って作られたもの。

和室をぐるりと見渡してみれば、柱や敷居、床の間など、木のぬくもりを多く感じられることに気付くはずです。

Ryoko
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ですので、ソファにも、ぜひ木材がふんだんに使用されているものをチョイスしてみてください。

木製ベンチ風のソファも良いですし、ソファのフレーム部分が木製のものもおすすめです。

Harry
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こちらは、木肘ソファ。和・洋どちらのテイストにも合わせられるレトロ感のあるソファです。

和室にも合う木肘ソファ

Ryoko
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和室に使われている木材と同じ色調のものを選ぶと、より雰囲気が馴染みやすくなるでしょう。天然の木材を使っているソファを選べば、ナチュラルな中にも、どこか高級感や重厚感を抱かせる空間を作り上げてくれます。

ファブリック

和室には、座布団や座椅子といった昔ながらのファブリック製品がよく合います。

Ryoko
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ソファも布製のものを選択すると、柔らかい雰囲気のお部屋に仕上がることでしょう。
触り心地も良いファブリックのソファは、家族みんなが自然と座りたくなるもの。居心地の良い雰囲気を作り出せそうですね。
Nijiro
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Harry
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こちらは、ファブリック仕様のソファ。和の空間にも馴染みやすいデザインで、やさしくお部屋を演出してくれます。

和室にもよく合うデザインのソファ

レザー

3つ目にご紹介するおすすめ素材は、ずばりレザーです。

Ryoko
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ファブリックとは対照的なクールで男っぽい印象の素材ですが、実は和室との相性も良く、おすすめできます。
和室にラグとレザーソファを導入すれば、あっという間に和モダン風のインテリアに仕上がります。和と洋が絶妙に入り混じった、大正ロマン風の素敵な雰囲気へと近付くはずです。
Nijiro
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大正ロマン風和室

 

カラーの選び方で、しっくり馴染む空間へ

和室に合うソファを選ぶためには、素材だけではなくカラーにもこだわるのがおすすめです。

Ryoko
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このカラー選びで失敗すると、せっかくの和の雰囲気も台無しになってしまいます。ぜひ和の雰囲気を活かすカラーを選択してみてください。

和室に合わせるソファの色合いとしておすすめなのが、

  • あずき色
  • 芥子色
  • うぐいす色

など。

明るさを押さえ、渋さのある、いわゆる「和色」を活用するのがおすすめです。

これらの色は、日本に古くから伝わる伝統色で、和の空間にもしっくりと馴染んでくれます。ソファに合わせることで、華やかさよりも落ち着きを感じさせる空間に仕上げてくれることでしょう。
Nijiro
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カラーバリエーション豊富なファブリック系ソファであれば、しっくりと馴染む色合いも見つけやすいのではないでしょうか。

一方で、ソファの作りや形、デザインにこだわって探す場合、このような特徴的な色合いを見つけられない可能性もあります。

その場合におすすめなのは、

  • オフホワイト
  • アイボリー
  • ベージュ

などの明るい色合いを選ぶ方法です。

Harry
Harry
こちらは、”低いライフスタイル”をテーマにデザインされたフロアソファ。和空間にもよく馴染み、こたつにも合わせられます。

和空間にピッタリのフロアソファ

Ryoko
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淡い色合いを選ぶことで、ソファそのものの圧迫感を弱める効果が期待できます。そこに伝統的な和色や和柄の布地やクッションを合わせることで、ぐっと和の雰囲気に近付けられるはずです。

 

ソファのスタイルは「ロータイプ」がおすすめ

さて次は、和室に馴染みやすいソファのスタイルについてチェックしていきましょう。

Ryoko
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和の空間に馴染みやすいのは、ずばりローソファです。あまり背が高くないものを選択してみてください。

ローソファであれば、座椅子と同じ雰囲気で設置することが可能。

和と洋のバランスなど、難しいことを考えなくても、室内の雰囲気にしっくりと馴染んでくれるはずです。

あずき色のローソファ

基本、脚がないタイプがおすすめですが、脚があるタイプでも、できるだけ座面が低いものを選択してみてください。
Nijiro
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とはいえ、座面が低いと、座ったり立ち上がったりする場面で足腰への負担が増してしまう可能性も。
特にご高齢の方にとっては、座面が高いソファの方が座りやすいと言われています。

Ryoko
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せっかくソファを設置しても、座りにくいようではあまり意味がありません。座面の高さについては、実際に座って確かめながら検討するのがおすすめです。

比較的座面が高いソファであっても、背もたれ部分を低く抑えたタイプであれば、ローソファの雰囲気に近付くはずです。

使い勝手と見た目の両方をクリアしてくれる、理想の一台を見つけてください。

 

ちゃぶ台やこたつは、お部屋のアクセントに!

和室にソファを導入する際に悩みがちなのが、「その他の家具をどのように合わせれば良いのか」という点です。

空間全体を素敵に仕上げるためには、ソファ以外のアイテムも重要な役割を果たします。

Ryoko
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ただ、難しく考えすぎる必要はありません。ぜひ今和室で使用しているアイテムを、アクセントとして使用し続けてみてください。
  • ちゃぶ台
  • こたつ

いかにも和室!といった雰囲気を楽しませてくれるアイテムは、ソファと組み合わせることで新たな魅力を発揮してくれます

日本らしさを演出する、良いアクセントになってくれることでしょう。

ソファとの大きさのバランスも考慮しながら、積極的に活用してみてください。

 

へこみやカビはこまめにチェックを!

最後にご紹介するのは、畳のお部屋にソファを設置する際の注意点についてです。

安心・安全に、そして長くソファ生活を楽しむために、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。

畳のへこみ対策は念入りに!

ソファはもともと畳の上に直接置くように設計された家具ではありません。

そのため、長期間にわたってソファを畳に直置きすると、へこみトラブルが発生する可能性があります。

Ryoko
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畳の上に何か重いものを置いたとき、その部分だけたたみがへこんでしまっているのを見たことはありませんか?ソファは製品そのものが重いだけではなく、その上に人が座ってくつろぐもの。ソファの脚を通じて畳に伝わる力は、決して小さくありません。
脚付きではなく、ソファの下部全体で支えるデザインであれば、へこみトラブルは発生しにくくなるでしょう。
Nijiro
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しかし、どれだけ対策をしていても、やはり負荷はかかってしまいます。こまめにチェックすることも忘れないでください。

カビ対策も重要

もう一つ忘れてはいけないのが、カビ対策です。

ソファと畳との間に湿気が溜まれば、カビ発生の原因になってしまいます。

Ryoko
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特に注意が必要なのは、ソファ下部全体で支えるデザインです。ソファ下に風が抜けないことで、湿気が溜まりやすい構造になっています。へこみ対策としては有効なのですが、カビ対策では注意が必要と言えるでしょう。
ときおりソファ周辺をチェックして、湿気を溜めないようにするのがおすすめです。ソファ生活を楽しみつつも、しっかりと畳を守っていきましょう。
Nijiro
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まとめ

和の空間にもソファは合います。

ソファを上手に導入することで、和モダン風の素敵な雰囲気に仕上がることでしょう。

Ryoko
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今回ご紹介したポイントを意識しながら、ぜひ和の住宅に馴染みやすいソファを選択してみてください。

新しいくつろぎ空間を演出できるのではないでしょうか。