居心地の良いダイニングソファは妥協せずに選ぼう!注目すべき5つのポイント

リビングダイニングを広々と使いたい!という方に人気なのが、ソファダイニングスタイルです。

Aki
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ダイニングテーブルとソファを組み合わせれば、食事を楽しみながらリラックスできる素敵な空間が完成します。
しかし、ダイニングでのソファ選び、通常のソファと同じ感覚で行うと、「こんなはずじゃなかったのに…」なんてことになる可能性、大です。
Nijiro
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ダイニングソファを選択する際のポイントやコツはどこにあるのでしょうか。

ダイニングの新調を考えている方にとっては、気になることと思います。

Aki
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そこで、ポイントを5つに絞ってわかりやすく解説したいと思います。

座面は高め or テーブルを低めに

一般的なソファは、ダイニングチェアよりも座面が低設定されています。

これは「リビング空間でゆったりとくつろぐ」という目的で作られているからです。

Aki
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そのため、一般的なソファと一般的なダイニングテーブルを組み合わせると、「テーブルが高すぎる!」と感じてしまうことも。

一般に、快適に使えるテーブル高と座面との距離は27~30cmと言われています。

ダイニングテーブルの高さは大体70cm程度に設定されていることが多く、ソファの座面高は38~40cmです。

その差を計算してみると30~32cmとなり、理想とされる27~30cmと比べると若干広くなります。
ソファは通常座面が柔らかく、座ると沈み込みますので、その差はさらに大きくなります。

Aki
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モノによっては10cm位の差になってしまいますが、その差は使用感に大きく関わってきます。とくに小柄な女性やお子さんにとっては、食事をするときの姿勢に無理が生じてしまう可能性も出てきます。

今あるダイニングテーブルに合わせてダイニングソファを選ぶのであれば、座面は高めを意識してください。

ダイニングテーブルの高さをチェックした上で、ソファの座面が低くなりすぎないようにすることがポイントです。
Nijiro
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とはいえ、座面が高いソファは、室内に置いたときに圧迫感を抱かせるもの。

ですので、ダイニングテーブルも同時に購入を検討しているのであれば、低めのダイニングテーブルを購入して、ソファの高さとのバランスを取るのがおすすめです。

Aki
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実際、「ソファダイニングセット」とか「リビングダイニングセット」と呼ばれる商品は、テーブルとソファがセットになっていますが、多くの場合、ソファに合わせてテーブルが低く設定されていますね。
Harry
Harry
こちらは、テーブル高64cm、ソファ座面高40cmのソファダイニングセット。脇から足を入れやすいように、テーブルの脚が四隅にないタイプになっています。

ソファダイニングセット

 

汚れてもすぐに掃除できること

小さなお子さんがいるご家庭では、「リビングのソファはすぐに汚れる」という方、多いのではないかと思います。

Aki
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それが、ダイニングソファになると、それ以上に汚れやすくなります。

お子さんの食事中には、さまざまなハプニングは付き物です。
食べ物や飲み物をこぼしたり、いつの間にかワケのわからない汚れが付着していたり…。

ソファダイニングにすると、ダイニングで過ごす時間が圧倒的に長くなりますので、さらに汚れが目立つようになるでしょう。
Nijiro
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ですので、日々のメンテナンスがたいへん重要になってきます。

Aki
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せっかく利便性が高いダイニングソファなのですから、「汚れが気になって気分が悪い…」とか「リラックスできない…」なんてことになってしまったら困りますね。

そこで、汚れても手軽に対応できるスタイルを整えるようにしましょう。

Aki
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側地がレザー(合成皮革)仕様のタイプを選べば、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときでも、サッと拭き取るだけでお手入れ完了。手間がかかりません。

ファブリックは、汚れが染み込んでしまう可能性があるのでおすすめではありませんが、アットホームで温かみのある雰囲気があるので人気があります。

ファブリックを選択するなら、カバーを取り外せるカバーリング仕様のタイプがおすすめです。
Nijiro
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Harry
Harry
こちらは、カバーが脱着できるタイプ。

カバーリング仕様のダイニングソファ

カバーをソファ本体から取り外して洗濯できれば、いつでも清潔にして使用することができますね。

また、カバーのみを別売している商品もありますので、そうしたタイプであれば、劣化が気になってきたら、カバーだけ交換して新品のように生まれ変わらせることが可能です。

Aki
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季節に合わせて、色合いやデザインをチェンジするのもいいですね。

 

座り心地に妥協はNG

ダイニングとリビングの機能を1つにまとめた、ソファダイニング。

Aki
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そこで過ごす時間は自然と長くなるからこそ、ダイニングソファの座り心地に妥協は禁物です。とことんこだわって、家族にとってのお気に入りを見つけてみてください。

ダイニング用ソファとして販売されている商品の多くは、座面が比較的硬めに設定されているようです。

硬めの座り心地で身体全体が沈み込まなければ、食事中の姿勢をキープしやすいですし、立ったり座ったりする動作も容易になります。

一方で、座面が硬くなるとリラックス感は減少してしまいます。
Nijiro
Nijiro

ダイニングソファでゆったりとくつろぎながら食事や会話を楽しみたい!と思っていても、長時間座っていると疲れてしまうようなケースも少なくありません。

どの程度の座面のかたさが好みなのかは、各家庭で異なるはずです。

Aki
Aki
ダイニングソファの座面については、これが正解という基準があるわけではありません。ですので、自分たちに合うモノを選び出すしかありません。

一般的には、「身体が大きく沈み込まず、お尻の下に柔らかさを感じられる程度」の硬さが推奨されています。

実際にいろいろなダイニングソファに座ってみて、家族の好みをリサーチしてみるとよいでしょう。
Nijiro
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周囲の動線も意識した形・サイズの決定を

ダイニングソファを検討する際に、十分に注意をしたいのが周囲の動線です。

Aki
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一般的なダイニングチェアと比較すると、ソファはやはり大型になります。テーブルの下にしまったり、簡単に移動させたりすることも難しく、周辺の動線に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、ダイニングソファの形やサイズと設置場所の寸法をしっかりとチェックする必要があります。

そして、ダイニングソファを置いた周辺の動線をしっかりと確保できることを確認してください。

生活動線をシンプルにしたスタイルとして、コーナーを利用するレイアウトがおすすめです。
Nijiro
Nijiro

コーナーに沿うようにしてL字型のダイニングソファを設置すれば、確保すべき動線がすっきりします。

ソファダイニングのレイアウト例

ソファがパーツ構成になっていてそれぞれが独立しているタイプであれば、将来、家具のレイアウト変更を行なうときにも安心ですね。

セパレートできるダイニングソファ

お部屋の中央にテーブルとソファを設置する場合には、通路幅を確保するとともに、テーブル下やソファ下の掃除のしやすさも考えて、余裕をもたせることが必要でしょう。

部屋の中央に置いたソファダイニングセット

 

スツールやオットマンも臨機応変に活用

一度設置すると、自由な移動が難しいダイニングソファ。

しかし、一緒に食卓を囲む人数や状況によって、臨機応変に対応したい!と思うこともあるでしょう。

Aki
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そのような場合にぜひ活用していただきたいのが、オットマンやスツール、ベンチです。

オットマンやスツール、ベンチなら手軽に移動できるので、状況に合わせて必要数を用意することができます。

オットマンとベンチ付きソファダイニング

また、オットマンやスツールは、ときには一時的にテーブルとして使えたりと、幅広く活躍してくれることでしょう。

必要ないときには、テーブルの下に入れてしまっておくこともできます。ダイニングテーブル周辺の動線も、すっきりと見せられるのではないでしょうか。
Nijiro
Nijiro

こうしたサブのツールも、ぜひ頭に入れておいてください。

 

まとめ

ダイニングソファの選び方、いかがでしたか?

Aki
Aki
自宅のリビングダイニングにピッタリな家具を導入できれば、空間をより広く活用できますし、くつろぎ度もアップさせられるでしょう。
リビングに子どもが遊べるスペースが欲しいという場合にもおすすめですね。
Nijiro
Nijiro

ダイニングソファを選ぶときには、「どれでもいい」は危険です。

ぜひダイニングソファならではのポイントを正しく理解して、理想のアイテムを見つけ出してください。