2階リビングに搬入できるソファ!快適性とオシャレさを諦めたくない方に。

住宅の間取りで、近年増加傾向にあるのが、2階リビングです。

Aki
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日当たりが良くなったり、周囲からの目線が気になりにくかったり、大空間を確保しやすかったりと、さまざまなメリットがありますよね。

しかし、大型家具を導入する際には、リビングまでの搬入経路が問題になるケースが少なくありません。

とくにソファは、運び入れにくい家具と言えますね。
Nijiro
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そこで今回は、2階リビング向けのソファ選びのコツをご紹介したいと思います。

 

2階リビングへの搬入で問題になりやすいのは、ずばり階段!

一般的に、大型家具の搬入で問題になりやすいのは、賃貸アパートやマンションです。

Aki
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通路幅やドア幅が狭く、大型家具が通過できないケースも少なくありません。
また、マンションにおいてはエレベーターに乗せることができず、搬入が不可能と判断されてしまうこともあります。
Nijiro
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一戸建てであれば、こうしたトラブルとは比較的無縁でいられるのですが、2階リビングとなると、話は別。

Aki
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2階リビングにソファを設置するためには、階段を通り抜ける必要があります。この階段が原因で、大型家具の搬入を諦めざるを得ないケースも存在しています。

なぜ階段が搬入時の問題になりやすいのかというと、ここには以下のような理由が関係しています。

  • 通路幅が狭い
  • 途中で曲がっている
  • 天井高が足りない

階段の形状は、それぞれの家によって異なります。

上部が吹き抜けであり、さらに途中で曲がり角のないストレート階段であれば、搬入時に問題が発生するケースはほとんどないでしょう。
Nijiro
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しかし、以下のようなケースでは注意が必要です。

  • 折り返し階段になっている
  • 踊り場が狭い
  • 3階建てで、階段の上部にさらに階段がある

ただでさえスペースが限られる階段において、「荷物の向きを変える」というのは決して簡単ではありません。

Aki
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踊り場が狭ければ作業員のスペースを確保できない可能性もあります。また、天井部分に余裕がなければ、どう工夫しても搬入が難しいもの。

まずは自宅の階段の状態を確かめて、難易度についてチェックすることがスタートとなります。

 

大型ソファなら、分割タイプがおすすめ

2階リビングでせっかく快適な空間を作り上げたと思ったのに……お気に入りのソファを搬入できないとしたら、ガッカリしてしまいますよね。

Aki
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しかし、たとえ搬入経路の確保が難しい2階リビングであっても、すぐに大型ソファの導入を諦める必要はありません。いくつかのパーツに分割できるソファであれば、狭い階段も通り抜けられ可能性があります。

大型のカウチソファでも、奥行に余裕があるソファでも、組み合わせて構成する商品(セパレーションタイプ)は意外にあるものです。

このセパレーションタイプであれば、パーツの組み合わせ方によって好みのレイアウトにアレンジできる、というメリットもありますね。
Nijiro
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Harry
Harry
こちらは、大型ワイド設計のローソファ。セパレーションタイプなので、搬入がラクラク。オットマンやサイドテーブル、クッションも付いています。

分割式座面広々ローソファ

パーツごとに分かれているソファは、模様替えをする際にも対応しやすいというメリットがあります。

Aki
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お部屋の雰囲気に合わせて足を伸ばせる部分を入れ替えたり、向きを変えたりすることも可能。またいっそ、2つ以上に分割して設置し、大胆なコーディネートを楽しんでみるのもおすすめです。

2階リビングでもお気に入りのスタイルを見つけやすいので、ぜひチェックしてみてください。

 

ノックダウン方式のソファの検討も!

家具の中には、ノックダウン方式と呼ばれるものがあります。

Aki
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ノックダウン方式とは、容易に組み立てたり分解したりできる仕様になっていること。大型の機械や家具を輸送するためには多額のコストがかかるため、輸送費を下げる目的で考えられたのがノックダウン方式です。

ノックダウン方式の家具は、配送時にバラバラのパーツになって自宅に届きます。

ベッドを思い浮かべてもらうとわかる通りり、組み立て済みのベッドを寝室内に搬入するのは難しくても、バラバラのパーツを1つずつ室内に運び込み、内部で組み立てれば問題はありませんね。ソファの中にも、このノックダウン方式を採用しているものがあります。
Nijiro
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Aki
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ノックダウン方式の家具は、一般には「組み立て家具」とか「お客様組み立て品」とか呼ばれたりしていますね。

搬入しやすくなり、商品の価格も下がるのは嬉しいポイントですが、一方で、ノックダウン方式にはデメリットがあります。

  • 組み立てに手間と時間がかかる
  • 組み立て作業が不得意で、あるいは、高齢などの理由で、自分で組み立てられない
  • 組み立て方によって、差が生じてしまう可能性がある

家具店の中には、組み立てサービスを提供しているところもありますが、こうしたサービスがない場合、自分自身で組み立てを行う必要があります。

当然、完成品よりも面倒であることは否めません。

Aki
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組み立て作業は比較的簡単にできるように工夫されているモノが多いですが、作業の内容によっては組み立て後の製品の質にバラつきが生じてしまう可能性もあります。
そうですね。ネジ締めは均等に行なうなどといったコツがありますよね。
Nijiro
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例えば、ネジの締め方には、対角に締めていく方法があります。
対角線上にあるネジを徐々に締めていき(仮止め)、最後にしっかり本締めを行います。
こうすることで、穴位置の微妙なズレを解消することができ、締め付けた後も緩むことが大幅に軽減されます。

こうした問題を難なくクリアできるのであれば、2階リビング住まいの方にとって、ノックダウン方式は非常に心強い味方になってくれるでしょう。

 

ワンサイズ小さめを検討するのもOK

2階リビングで搬入が厳しいことはわかっていても、すでに欲しいソファが決まっている!
でも、そのソファが、分割式やノックダウン方式ではない場合には、サイズに工夫するのがおすすめです。

自宅に搬入できるソファのサイズをしっかりと見極めた上で、購入サイズを決定しましょう。

Aki
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ソファにもさまざまなサイズがありますが、180センチ程度であれば、2階リビングであっても問題なく搬入できる可能性が高くなります。反対に200センチを超えると、非常に厳しくなってきますから、慎重に検討する必要があります。

「ソファのサイズを小さくすると、家族みんなが座れない!」と思うこともあるかもしれませんが、こんなときには、以下のような対処法をとるのがおすすめです。

  • オットマンを組み合わせる
  • 1人掛けソファを導入する

本当は3人掛けソファを購入したいのに、2人掛けソファしか搬入できないとしたら、別の場所で1人分の座る場所を確保しましょう。

Aki
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同じシリーズで、2人掛け用ソファ+1人掛け用ソファとコーディネートすることで、素敵な空間に仕上がるはずです。

1人掛け用ソファは、そのオシャレさで注目を集めている家具でもあります。

サイズダウンをネガティブに捉えるのではなく、より個性的でオシャレなリビングを作るための工夫として、ポジティブに楽しんでみてください。
Nijiro
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不安があれば、プロの目でチェックしてもらうのがベスト

自宅の2階リビングに搬入できる大型ソファの条件は、それぞれのお宅の条件によって細かく違ってきます。

Aki
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「ネット上では、同じような間取りの人が搬入できていたから」と、安易な気持ちで決定するのはおすすめできません。ぜひ搬入ルートに沿って、細かなサイズをチェックしましょう。

もっとも安心なのは、本当に搬入が可能かどうか、プロの目で現地チェックをしてもらうことです。

事前に確認してもらえれば、搬入当日になってバタバタすることもありませんし、入らなかった場合の対処法などについても相談できます。
Nijiro
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インターネットで家具を購入する場合には、「配送は玄関先まで」という条件が設定されているケースは多いものです。

この場合は自分自身で確認をするしかありませんから、配送荷物のサイズをしっかりとチェックしておきましょう。

また、階段以外の場所から2階へと搬入するルートがないかどうかも、確認しておくとより安心できますね。

 

まとめ

Aki
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2階リビングには多くのメリットがありますが、大型家具の搬入という側面から見ると、問題が発生しやすい間取りだと言えます。

ぜひ、事前のチェックや購入時の工夫で、理想の家具を探し出してしてみてください。