新たなソファを購入する際、「サイズが気になる」という方も多いのではないでしょうか。
特に、ソファの中でも実際に座ってくつろぐ部分、つまり座面の広さについては、しっかりと検討したいところです。

座面が広いソファなら、くつろぎ度も満点!
ソファには、さまざまなタイプが存在しています。
その中でも座面の広いソファは、ゆったりとリラックスできる点が、非常に大きなメリットです。
座面が広く設定してあるソファに座るときには、自然と深く腰掛けることになります。


座面が狭いソファにも、
- 設置スペースが狭くても置ける
- いつでもサッと立ち上がれる
といったメリットがありますが、やはりくつろぎ感は低下してしまいます。

座面が広く設計されていれば、ソファの上で思い思いの体勢を取ることもできます。
- 胡坐をかきながらテレビを見る
- ブランケットにくるまりながら、足を抱え込む
「ソファに普通に座るのも好きだけど、ゆったりリラックスするときには、もっと砕けた姿勢で過ごしたい!」と思う方も多いでしょう。

お昼寝にゴロン!簡易ベッドとしても活用可能
座面が広いソファは、簡易的なベッドのような使い方もできます。
十分な広さがあれば、座面にゴロンと横になっても、圧迫感を抱きにくいでしょう。
寝返りを打ちたいときでも、体勢を変えることができます。
ソファをベッドのようにして使いたいシチュエーションとしては、
- 日中に少しだけお昼寝をしたいとき
- 疲れて帰ってきたとき、とりあえずカラダをやすめたいとき
- 寝込む程ではないが、体調が思わしくないとき
などが上げられます。

ベッドの代わりとして使う機会が多いと想定されるのであれば、座面には程よい硬さがあった方が、腰への負担は少なくなります。


また、
- まだ子どもが幼く、見える範囲て寝かしつけたい
- 間取りの都合上、来客用のベッドルームを用意できない
このような条件に当てはまる場合にも、座面の広いソファがあると便利ですね。

床でくつろぐスタイルを、ソファの上でも実現できます
座面が広いソファに対して、どこか洋風なイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。
外国映画や海外ドラマなどで、広々としたソファの上で家族みんながくつろぐシーンはお馴染みですよね。

しかし、実際には、座面が広めのゆったりとしたソファなら、日本人にとって馴染み深い床座に近い過ごし方ができます。

ソファの上であぐらをかいて新聞を読んだり、アーム部分を背もたれのようにして、楽な姿勢でスマホやタブレットを操作したり……。
子どもたちが、自由に座ったりゴロンと横になったりできるのも、広々とした座面が確保されているから。
これまで床で行ってきた生活スタイルを、そのままソファの上で実践してみてください。

思い切って座面が広めのソファを導入することで、家族みんなにとって快適な空間を作ることができますよ。
座面が広いソファを選ぶ際のデメリットと注意点
魅力いっぱいの「座面が広いソファ」ではありますが、残念ながらメリットばかりというわけではありません。
実際に座面が広いタイプのソファを購入する際には、デメリットや注意点を知った上で決断することが大切です。
座面が広いソファのデメリットは、以下のとおりです。
- 広めの設置スペースが必要
- いったん腰掛けたり、ヨコになったりすると、立ち上がるのが億劫になる
座面が広いソファは、通常のタイプと比較すると、奥行が広めに設定されています。

ソファのサイズをチェックし、設置場所を実際に計測してから購入を決定する必要があります。
また、ソファそのものはなんとか置けても、周囲の動線が悪くなってしまうことも考えられます。

もう1つ、意外なデメリットとして上げられるのが、深く腰掛けられることでリラックスし過ぎてしまうことです。
浅く座ったときには、足の力でサッと立ち上げることができますが、深く腰掛けてしまうと、上半身全体を使って力強く立ち上がらなければなりません。
このちょっとした動作が、毎日のように続くと、それをストレスと感じてしまう方もいるでしょう。


こうした点に留意すれば、家族みんなが快適に過ごせるソファを選びやすくなるはずです。
最後にもう1つ注意点として上げられるのが、搬入経路についてです。
座面が広いソファは大型のタイプが多く、梱包サイズも大きくなりがちです。
設置予定の場所まで、スムーズに搬入できるかどうかも、事前にしっかりと確認してください。
まとめ
座面が広いタイプのソファは、インテリアとしても主役級の存在感を放ってくれるものです。
ゆったりとくつろげる雰囲気が、リビング全体に高級感を醸し出してくれることでしょう。

今回ご紹介した注意点を参考にしながら、理想のソファ選びをしてみてください。
自宅のリビングのくつろぎ度も大幅にアップできるのではないでしょうか。