後悔しないベッド選び<フレームとマットレス、どちらにお金をかけるべき?>

快適な寝室を作るために欠かせないのが、良いベッドです。

「デザイン性にも機能性にも優れたベッドで、毎日ぐっすりと眠りたい。」
そう思う方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、現実的に考えると「いくらでもベッドに予算をかけられる。」という方は稀であるはず。

Shiro
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そこで今回は、「ベッド選びで後悔したくない。」と思う方に向けて、ベッドを購入するときに検討すべきポイント「お金のかけどころ」について解説いたします。

 

ベッドフレームとマットレスなら、マットレス重視で!

ベッドの購入を検討する際には、通常以下の2つのアイテムを組み合わせて購入することになります。

  • ベッドフレーム
  • マットレス

ベッドフレームとは、木やパイプなどで作られた、いわゆる「枠組み」のこと。

ベッドと言えばこちらをイメージする方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはベッドフレームだけで寝ることはできませんね。マットレスが必要になります。

Shiro
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ベッドとしての寝心地は、9割方マットレスによって決まります。ベッドフレームの上にマットレスを乗せ、その上に寝るからです。

つまり、同じベッドフレームを選んだとしても、その上にどのようなマットレスを敷くかによって、寝心地がガラリと変わってくるのです。

ですので、寝心地重視でベッド選びをするなら、フレームよりもマットレスにこだわるべきと言えるでしょう。

近年販売されているベッドの多くは、フレームとマットレスが別々に選択できます。
ある家具店で「フレームのみ」を購入して、マットレスは別の店で、といった買い方もできます。

ですので、予算との兼ね合いを考えながら、ベッドとマットレスの組み合わせについて、いろいろと検討することができるのです。
Nijiro
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Harry
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こちらは、オーストラリア製のコアラ・マットレス。独自開発のウレタンフォームの弾力性は、徹底的なリサーチを行って日本人の好みに合わせています。

コアラ・マットレス

Harry
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こちらは、抗菌・防臭・防ダニ機能付き。2層のポケットコイルとウレタンをバランスよく重ね合わせ、高いレベルで寝心地の良さを実現しています。

抗菌防臭防ダニ2層コイルマットレス

Harry
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こちらは、フランスベッドのマルチラススーパースプリングマットレス。独自開発の高密度連続スプリングは自然な寝姿勢を維持し、通気性・耐久性に優れています。

フランスベッドのマルチラススーパースプリングマットレス

 

ただ、初めてベッドを購入する人にとっては、目を惹かれるのはフレームの方ではないでしょうか。
フレームはデザインのバリエーションが多く、付帯する機能もさまざま。作りの善し悪しによって耐久性も全然違います。

こだわり過ぎると、結果、かなり高額な商品に行き着いてしまった、なんてことも・・・。

予算が十分にあれば、納得のいくまで検討するのもよいでしょう。

しかし、予算が限られている場合は、ベッドフレームはそこそこに、マットレスに良いものを求めた方が、身体には好ましい睡眠環境を手に入れられることでしょう。

ですので、ぜひ「マットレス選び」にこだわってみてください。

 

ベッドフレームも重要な要素! 重視するべきポイントは通気性

「ベッドフレームよりもマットレスにお金をかけるべき」と聞くと、「じゃあいっそのこと、ベッドフレームは無しでも良いのでは?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

ベッドフレームの方が節約しやすいとはいえ、お金がかかることには変わりはありません。
「ベッドフレームの購入予算をゼロにすれば、その分もっと高品質なマットレスを購入できる」と思うのも、ある意味当然のことかもしれません。

Shiro
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しかし、ベッドフレーム無しで、マットレスのみを敷いて寝ていると、以下のような問題が生じてきます。
  • マットレスに湿気がこもり、カビやダニの温床になる。
  • マットレスの下の床材が傷む。
  • マットレスの劣化が速く進む。

人間は眠っている間に、大量の汗をかきます。
ですので、床に直接マットレスを敷いて寝ると、汗から生じた湿気が逃げる場所がなくなってしまいます。
その結果、マットレスの内部でダニが繁殖したり、表面にカビが発生したりする可能性が高くなります。

また、冬には冷たい床と温かい人間の身体の温度差によって、結露が発生してしまうことも。
こちらもカビを発生させる原因になってしまいますね。
発生したカビがマットレスだけで留まればよいのですが、マットレスが敷きっぱなしだと、床材にまで悪影響を及ぼすことになるでしょう。

Shiro
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せっかく高価なマットレスを購入しても、ベッドフレームなしで使えば、通常よりも速いスピードで劣化が進んでいってしまいます。

ベッドフレームの役割は、マットレスを支え、長持ちさせることです。
ベッドフレーム+マットレスの組み合わせで購入した方が、マットレスの寿命を長持ちさせることができ、長期的に見た場合のコストダウンにもつながります。

ベッドフレームの役割を知れば、快適な睡眠環境を作るためにはどんなベッドフレームを選ぶべきなのか、自ずと見えてくるはずです。
Nijiro
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ポイントとなるのは、ずばり湿気!

Shiro
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マットレスを置いたときに、こもりがちな湿気を上手に逃がせる構造になっているかどうかをチェックしてください。
その上で、候補をいくつか決めて検討することをおすすめいたします。
Harry
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こちらは、床板がすのこ仕様のベッド。マットレスにこもった湿気を逃がすことができます。最近は、こうしたすのこ仕様のベッドが増えています。

すのこベッド

 

収納力やデザイン、強度にも注目してみて

ベッドフレームを選ぶ際に、少し予算に余裕があるようであれば、通気性以外にこだわってみるのもおすすめです。

Shiro
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ベッドフレームはマットレスと比較して節約しやすいですが、あえてこちらの方にもお金をかけることで、寝室をより良い空間にすることができるでしょう。

ベッドフレームにお金をかけるポイントとしては、

  • 収納力
  • デザイン
  • 強度

などが上げられます。

収納力にこだわったベッドフレーム(一般的には収納ベッドと呼ばれています)は、ベッド下の空きスペースを「大容量の収納スペース」として活用できるよう工夫されています。

Shiro
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日常的なアイテムをたくさん収納できる場所を確保することで、散らかりがちな部屋を整理・整頓して、見た目にもスッキリさせることができます。

収納ベッドは、引き出し収納を採用したタイプが一般的ですが、マットレス下の全面が大きく開くタイプも最近では人気を集めています。

Harry
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こちらは、床板がすのこ仕様の引き出し収納ベッド。シャビーグレーのボディは、今ドキの塩系インテリアにピッタリです。

引き出し収納付きすのこベッド

Harry
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こちらは、引き出しが2段のチェストベッド。ショート丈で、セミシングルサイズなどもラインナップされていて、1人暮らしの女性に人気です。

すのこ仕様のショート丈チェストベッド

Harry
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こちらは耐荷重600kgの頑丈設計。床板はすのこ仕様で上部に跳ね上がり、その下は全面収納に使うことができます。

跳ね上げ式大容量収納ベッド

いずれにしても、用途についてしっかりとイメージした上で、自分のお部屋の状況にマッチしたモノを検討してください。
Nijiro
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もう1つ、ベッドフレーム選びで大きなポイントとなるのが、デザインです。

快適に眠るためのマットレスをより素敵に見せることも、ベッドフレームが持つ重要な役割と言えます。

Harry
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こちらは、ヴィンテージデザインのすのこベッド。長年使い続けてきたかのような風合いが魅力的。お部屋のインテリア性をワンランクアップしてくれます。

ヴィンテージデザインのすのこベッド

Harry
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こちらはゴージャスな雰囲気のすのこベッド。アンティーク感もあり、大人の落ち着きを感じさせる上品なお部屋に演出してくれます。

ゴージャスなデザインのすのこベッド

Harry
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こちらはラグジュアリーなデザインのベッド。床板には、ウッドスプリングが使われていて、通気性はバツグンです。

ラグジュアリーなデザインのベッド

どんなデザインのベッドフレームを選ぶのかによって、寝室全体の雰囲気は大きく変わってきます。

ベッドフレームにお金をかけて好みの雰囲気を取り入れることで、見た目から得られる満足感も得られることでしょう。

Shiro
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また、当然のことですが、長く使えるように耐久性に富んだベッドフレームを選択するのもおすすめです。強度のあるベッドフレームであれば、毎日安心して眠ることができますね。

 

まとめ

人間が眠って過ごす時間は非常に長いもの。

快適に眠れる環境を整えることで、生活全体の質がアップするとも言われています。
ですので、ベッドを購入する際には、ベッドの特徴や質にこだわって商品を選ぶようにしてください。

ベッドにかける予算については、上を見ればキリがない世界でもあります。
とことんこだわって全てが気に入る商品を選べるのがベストですが、それはなかなか難しいものですね。

Shiro
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そんなときには、自分なりのお金のかけどころ、ポイントを絞り込んで、より理想に近い商品を選ぶようにしましょう。

寝心地にこだわって選びたいときには、ベッドフレームよりもマットレスに絞り込んで、お金をかけること。

一方で、部屋全体の雰囲気にこだわりたい場合には、あえてベッドフレームの方にお金をかけるのも一考です。

自分自身の希望や理想に合わせてお金のかけどころを決定すると、本当に満足できるベッド選びにつながりやすいでしょう。

「デザインも寝心地も中途半端で失敗した。」なんてことにもなりにくいので、ぜひ自分なりの予算のバランスを意識してみてください。
Nijiro
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