子供用のベッドは2段ベッドもおすすめ!そのメリットとデメリット

家族が増え、子供がすくすくと成長する。喜ばしいことではありますが、その一方で家が手狭になってしまうことも……。

また、引っ越しなどでお部屋の広さが変わってしまうこともあるでしょう。

さらに、小さなお子さんと一緒の生活は、おもちゃが散らかってしまったり、遊ぶためのスペースを確保したりと、気が付けばお部屋がごちゃついてしまいがち。

Aki
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それぞれの家族で事情は違うものの、小さなお子さんのいるご家庭では「できるだけお部屋のスペースを有効活用したい」と考える方も多いのではないでしょうか。

部屋を広く使うには、場所を多く取る大きめの家具をコンパクトにするのが一番良い方法。
ですので、寝室のスペースをより広々と使うためには、ベッドに使う空間を効率的にすることがポイントとなります。

そこで、お子さんの多いご家庭におすすめなのが「2段ベッド」。単純に考えれば2人分のベッドを1人分のベッドと同じ面積に置けるので、それだけ寝室が広く使えることになります。
Nijiro
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そこで今回は、2段ベッドを使う上でのメリットとデメリットをご紹介します。

 

2段ベッドの持つメリット

もちろん省スペース!

2段ベッドの一番のメリットは、省スペースであるということです。

ベッドは、お部屋に置く家具の中ではもっともスペースを多く取るもの。

お子さんが1人なら普通のベッドで問題ありませんが、兄弟姉妹が増えるとスペースの確保が難しくなってしまうこともあるでしょう。

Aki
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また、小さいうちは親子一緒に寝ていても、ゆくゆくは子供部屋で分かれて寝ることを考えると、複数台のベッドは入らない可能性もありますね。
そこでおすすめなのが2段ベッドです。ベッドを1つしか置くスペースのないお部屋でも、兄弟姉妹2人で寝ることができます。
Nijiro
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コストパフォーマンスが良い

シングルベッドと比べれば高額にはなってしまいますが、シングルベッドを2つ購入するよりは2段ベッドを購入した方がずっとお得

商品によっては、上段と下段を分けて2つのシングルベッドとして使えるタイプもあるので、成長したら分けたい!と考えているような場合にも、しっかり対応できます。

Aki
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値段的にも将来的にも、コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。

分割できる2段ベッドここでご紹介している商品は、シングルベッドとしてはもちろん、2つのベッドを横にくっ付けて並べて、キングサイズのベッドとして使うこともできます。

ワイドキングサイズにセット

こうしたタイプなら、お子さんが小さいうちは家族みんなでキングサイズのベッドで眠り、ある程度成長して子供部屋で眠るようになったら2段ベッドとして、さらに成長して部屋を分けるときにはシングルベッドとして……といった使い方ができます。

このような将来を見据えた2段ベッドなら、お子さんの成長過程と家族のライフスタイルの変化に合わせて、さまざまな活躍を見せてくれることでしょう。
Nijiro
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プライベートスペースで自立心が育つ

小さなお子さんは、お父さんやお母さんにぴったりとくっついて離れたがらないもの。

しかし、成長していくにつれ、だんだんと自立心が芽生えてくると1人の時間も欲しがるようになってきます。

Aki
Aki
そんなとき、子供部屋を共有していると、なかなか1人の時間が持てず、フラストレーションがたまってしまうなんてことにもなりかねません。

しかし、2段ベッドであれば、子供にとっては初めてのプライベートなスペースにもなります。

普通のベッド以上に、「自分の場所」という意識が持てるからです。

部屋の他の場所は兄弟姉妹や家族と共有していても、自分のベッドは自分1人だけの空間です。

好きなおもちゃや絵本を置いたり、シールなどを貼って自分好みにデコレーションしたりと、自立心を健全に育くむ場所ともなります。
Nijiro
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一方で、「完全に1人きりではない」という点も安心感を生むというメリットがあります。

1人寝に慣れないうちは、上段や下段に家族がいると思うだけでとても落ち着くことができるものです。

Aki
Aki
1人になれるスペースでありながら、寂しいときには家族の存在を感じさせてくれるという、自立心の芽生えはじめる年頃の子供にとっては一石二鳥のスペースが2段ベッドなのです。

 

2段ベッドのデメリット

メリットの多い2段ベッドですが、もちろんデメリットもあります

Aki
Aki
対策方法と合わせてご紹介しましょう。

高さがあるので圧迫感が強い

普通のベッドと比べて高さがある2段ベッド。
部屋の中で使う面積は少ないものの、高さがあるため圧迫感が生じてしまいます

また、窓辺に置くと光を遮ってしまいかますから、部屋の中でどの場所に置くか、よく考えて決めるようにしましょう。
Nijiro
Nijiro
Aki
Aki
高さによる圧迫感がどうしても気になるようでしたら、高さを抑えたロータイプを選ぶのも一考です。
Harry
Harry
こちらの2段ベッドは、高さ145cm。通常は160cm以上あるのが一般的ですので、かなり低めの設定になっています。

高さを抑えた2段ベッドこれなら、窓からの光も入りやすくなりますね。

上の段が暑くなりやすい

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に下がっていくもの。

Aki
Aki
そのため、天井に近いベッド上段には暖かい空気がたまるので、夏場は暑さが気になります。小さめの扇風機を置くなどして対策するとよいでしょう。
そのほかに、お部屋全体の空気が循環するような工夫をするのも効果的ですよ。
Nijiro
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上段に暖かい空気がたまることをデメリットとして取り上げましたが、冬場にはこのことがメリットになります。

Aki
Aki
冬にも暖かい空気は当然上へと上がるので、冬場は暖かい空気に包まれます。

上段はベッドメイキングなどが大変

掛け布団を干したり、シーツを取り替えたり、季節の変わり目には寝具そのものを取り替えたりと、ベッドはきちんと整えなくてはなりません。

Aki
Aki
普通の高さのベッドならさほど苦労せずにこなせることも、2段ベッドの上段の高さともなると何かと不便。動きにくいだけではなく、天井に頭をぶつけてしまうことも。

こうした場合にも、ロータイプがおすすめです。

ロータイプなら、作業がグーンと楽になります。はしごも、安定感があって安全に使えるものを選びましょう。
Nijiro
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ロータイプは、圧迫感が抑えられて、ベッドメイキングも楽というメリットがありますが、一方で、ベッド下の空きスペーが少ないといった商品も少なくありません。
その場合、この空間を収納に利用できなかったり、掃除がしにくくなったり、といったデメリットもあります。

ですので、購入を検討する際には、こうした点もていねいにチェックし、総合的に判断するようにしましょう。

処分するのにも手間がかかる

2人で眠れるほどの大きな家具ですから、2段ベッドを普通に処分しようとすると結構な手間になってしまいます。

Aki
Aki
使い方によって長年使い続けられる2段ベッドですが、それでももう必要ないから処分したいというときには、そのまま捨ててしまうよりもリサイクルショップなどに買取を依頼するのがおすすめです。
もちろん状態や古さにもよりますが、実は需要が高い2段ベッドはそれなりの高値で買い取ってもらえることも多いのです。これならお金もかかりませんし、引き取ってもらうだけなので簡単ですよね。
Nijiro
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その他の処分の方法としては、自治体のサービスを利用したり、回収業者に依頼したりといったものがあります。

将来どんな風に処分するのか、事前に調べておくと安心かもしれません。

 

使いやすい2段ベッドを選ぶためにチェックしておきたいポイント

メリットも多い2段ベッド。より安心して使える商品を選ぶときのポイントも合わせてご紹介します。

柵でちゃんと囲まれている

基本的には子供が使用する2段ベッド。

子供は大人が思っている以上に寝相が激しいことが多いので、落下防止のための柵が付いているタイプがおすすめです。

落下防止の柵付き2段ベッド
特に上段はうっかり落ちてしまうと大きなケガをしてしまう可能性もありますから、サイドフレームや柵もしっかりしているベッドを選びましょう!

柵などのパーツが取り外せる

普通のベッドを使っていると、何気なく腰掛けたりすることがありますよね。

ですが、柵やサイドフレームが付いている2段ベッドでは、なかなかベッドの端に座ることはありません。

Aki
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いずれシングルベッドとして使う予定がある場合は、柵などベッド周りのパーツが取り外せるタイプであることを確認しておきましょう。

まとめ

スペースを節約したい子育て中のご家庭にとってメリットが多い2段ベッド。

お子さんにとっても、ワクワク感のあるアイテムですので、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

Aki
Aki
ただし、良いことばかりではなく、デメリットもありますので、その点はくれぐれもご注意を。
メリットとデメリットの両方を知ることで、後悔することのない判断ができると思います。
Nijiro
Nijiro