高級感漂うクイーン・キングサイズのベッド。名前の響きからしても、上質なたたずまいを感じさせてくれます。
最近では、「大きいサイズのベッドで家族みんなが一緒に寝る」というライフスタイルが注目され、従来とは違った使い方をするご家庭も増えてきているようです。
そこで今回は、そんなクイーン・キングサイズのベッドをいつか自分のものにするために!それぞれの特徴や利点をご紹介したいと思います。
クイーンサイズベッドの特徴
それではさっそくクイーンサイズのベッドの特徴から見てみましょう。
幅は160cmから180cmが一般的
クイーンサイズのベッドの幅は約160cmから180cmと、かなり幅広です。
大人の身体を横にしたときの1人分ほどの幅があるのがクイーンサイズ。シングルサイズのベッドを2つ並べた大きさと考えると、想像がつきやすいかと思います。
大人2人で寝ても余裕がある
クイーンサイズのベッドは、大人2人で寝るのにおすすめのサイズ。
標準的な体格であれば、新婚さんやカップルで寝るのにちょうどいいといえるでしょう。もちろん親子での使用もOKです。
マットレスが分割されていることが多い
クイーンサイズのベッドを購入時に必要なマットレス。
このマットレスですが、クイーンサイズと同等のサイズのマットレスはあまり販売されていません。
一般的にクイーンサイズの場合、マットレスは分割されており、大抵は2つセットにして購入することになります。

インテリアの高いお洒落なデザインが多い
名前を聞いただけでも高級な雰囲気を連想させるクイーンベッドですが、その名の通り、ベッドフレームだけでもお洒落な商品が数多く出回っています。
こちらは、今人気のステージタイプのローベッド。クイーンサイズの幅に小さめのマットレスを置いて空間を作り、お洒落な雰囲気を演出しています。


こちらは、本革貼りのレザーベッド。クイーンサイズながらマットレスは1枚。全米No.1のマットレスブランド「Serta」を使用しています。


上質な雰囲気を感じさせる革素材は柔らかいので、子どもが小さいご家庭にも人気がありますね。
クイーンサイズベッドの利点
それでは次に、クイーンサイズのベッドを選ぶ利点について見てみましょう。
高級ホテルのような雰囲気
クイーンベッドを選ぶ利点の1つ目は、高級ホテルのような雰囲気を出せること。
寝室の家具を高級ブランドで固めても、真ん中にポツンとシングルベッドが1つ…。これだと何だか物足りない感じになってしまいますよね。その点、存在感抜群のクイーンサイズのベッドなら、空間全体をリッチな雰囲気に演出してくれます。
こちらは、ウォールナット無垢材を使用した高級感溢れるクイーンベッド。ナイトテーブルを合わせることで、コーディネートの幅が広がります。

寝室の雰囲気にはこだわりたい!高級ホテルのような空間で寝たい!そんな方には十分にメリットを感じられるでしょう。
落下の心配がない
クイーンサイズのベッドの2つ目の利点は、落下の心配が少ないこと。
上述したように横幅は160cm以上あるので、多少の寝返りを打っただけでは落下することはまずありません。人間の肩幅の平均は40cm台なので、数度寝返りを打っても問題ないですね。
子どもが小さく1人で寝かせるのは不安な方にも、落下の心配が少ないクイーンサイズのベッドはおすすめです。
寝具のメンテナンスが楽
クイーンサイズのベッドにすることで、寝具のメンテナンスが楽になるという利点もあります。
マットレスが分割してしまうのは仕方ありませんが、シーツや掛け布団は1枚にまとめることができるので、日々のメンテナンスが効率良くこなせます。
洗濯後のシーツの取り付けも、1回で終わるので家事の時短に役立ちます。
ただし、子どもが小さい場合、おねしょをしてシーツを汚してしまうと、他の場所が汚れていなくても洗濯しなくてはなりませんね。
キングサイズベッドの特徴
次に、ベッドサイズの中でも最も大きいキングサイズの特徴を見てみましょう。
幅は180cmから200cmが一般的
キングサイズのベッドの横幅は、180cmから200cmが一般的です。
この幅は、大人2人が寝ると、クイーンサイズと比べてかなり余裕を感じられる広さです。そのため、寝返りが多い、あるいは、寝相が悪いカップルや夫婦でも、問題なく寝られるでしょう。
キングサイズのベッドはホテルのダブルルームなどに、よく設置されていますね。
家族みんなが一緒に寝られる
キングサイズのベッドは名前の通り、王様気分を味わえる広々としたベッドです。
とはいえ、一人で王様気分を味わうには、少々余裕があり過ぎるというもの。キングサイズのベッドはファミリー層にもおすすめです。
子どもが小さいうちであれば、親子3人が川の字になっても、窮屈さを感じることはほとんどありません。
「小さい子供と一緒に寝たい!」そんなご家族にこそピッタリのベッドです。
こちらは、通常のキングサイズ(幅200cm)に加えて、ワイドキング(幅240cm、280cm)まで選べるファミリーベッドです。

子どもの寝顔を近くで見られる、寝る前にコミュニケーションを深められるといったメリットもありますね。
8畳以上の寝室に程良く収まる
キングサイズのベッドを置くには、どの程度の広さの間取りが必要になるか、気になりますよね。
通常は8畳以上の広さがあれば、程良く収まると言われています。もちろん空間の造りにもよりますが、一般的な日本の家庭の間取りですと、8畳あれば十分でしょう。
6畳の寝室に置くのも可能ですが、他の収納家具などと一緒に設置すると、空間が窮屈に感じるかもしれません。
もしも、6畳か8畳かどちらに置くか迷った場合は、8畳に設置するのが無難です。
キングサイズベッドの利点
それでは最後に、キングサイズベッドの利点を見てみましょう。
連結ベッドを選択することも可能
キングサイズのベッドは搬入が難しい…。
よく聞くお話です。
そんな方には、(上述しましたが)連結できるベッドを購入して、キングサイズにしてしまうのがおすすめです。連結ベッドとは、ベッドを単に横に並べるのではなく、専用の連結部品でつなげて、大型にするベッドのこと。
キングサイズの幅は180cmから200cm、シングルサイズの幅は90cmから100cmです。
つまり、シングルサイズのベッドを2台つなげればキングサイズにすることが可能となります。
マットレスについても、最近は圧縮型のロールマットレスが多く出回っており、こうしたタイプを選べば、搬入も楽になります。

家の構造上、キングサイズのベッドの購入を諦めていた方は、連結ベッドや圧縮タイプのマットレスを検討してみてはいかがでしょうか。
寝具を分けて使うことができる
キングサイズのベッドは、寝具を分けて使うことも可能です。
探せばキングサイズ用の掛け布団もあることはありますが、品数が少ないです。また、掛け布団を1つにしてしまうと、就寝時間が別々の場合、相手を起こしてしまう恐れがありますね。
そうであれば、寝具を別々に分けてしまいましょう。シングル用の掛け布団を2枚にすれば、隣で寝ている家族の睡眠を妨げずに済みますよ。
寝返りをうっても隣に響きにくい
キングサイズのマットレスも残念ながら品数が少なく、シングルサイズのマットレスを2枚使用するのが一般的。
設置の際に面倒だと感じるかもしれませんが、じつはこのポイントこそがメリットの1つなのです。
まずは、連結ベッドの考えと同様に搬入が楽になるので、マンションやアパートへの設置が可能になります。
そして、マットレスが2枚になることで、隣で寝ている人に振動が伝わりにくくなり、睡眠妨害を防ぐ効果もあります。
「継ぎ目が気になる」という場合は、厚めの敷きパッドにすることで、ほぼ解決しますよ。
まとめ
今回は、クイーン・キングサイズのベッドのそれぞれの特徴や利点をまとめてご紹介しました。
今後、クイーン・キングサイズのベッドの購入を考えている方の参考になりましたでしょうか。
余裕のあるスペースで、より快適な睡眠を求める方にこそ、クイーン・キングサイズのベッドはおすすめです。
引っ越し予定やベッドの買い替えを考えている方にも、長く愛用できるクイーン・キングサイズのベッドの検討をおすすめいたします。