キッチンにラグマットはなぜ必要? 使うメリット・デメリット

リビングなど、くつろいで過ごす空間に敷かれることの多いラグマット。
玄関など外からの出入り口前に敷いている方も多いかもしれません。

Aki
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その他にも、たとえば、ダイニングスペースに敷いたり、自分の部屋に敷いたりと、ラグマットはいろいろな場所でインテリアコーディネートの一部とされています。
そんな中で、キッチンに敷くマットについては、敷いている人と敷いていない人にはっきり分かれますよね。必要かどうかがそれぞれの感覚によって大きく異なるということなのかもしれません。
Nijiro
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もちろん、中には「なんとなく使っている」「なんとなく使っていない」というように、メリットやデメリットをきちんと把握していない方もいるはず。

Aki
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そこで今回は、なぜキッチンマットを敷くべきかという点についてお話ししたいと思います。ぜひ今後のインテリアコーディネートの参考にしてみてくださいね。

 

そもそもキッチンマットは何のために敷くものか

キッチンに敷くラグマットは、どういう理由で敷かれるものか、ご存知でしょうか?

Aki
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たとえばリビングでは、ソファがあっても、床に座ってくつろぐこともあるでしょう。そうなると、座っても居心地の良いラグマットが敷いてあると、うれしいですよね。

ですがキッチンでは、床に座り込むということはまずありません。
立ち仕事をする場所ですから、床でもくつろげるように、というニーズは発生しないのです。

それなら、なぜキッチンにもラグマットが必要なのか……それは、キッチンの床はとても汚れやすいから

Aki
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キッチンマットが敷かれる一番大きな目的は、キッチンで作業している際の汚れが床に付くのを防ぐ、ということなのです。

「床が汚れたってすぐに掃除すれば問題ない」「マットがない方が掃除が楽そう」と感じる方も多いかと思います。

特に油はねする揚げ物などは自宅でやる機会はそうそうありませんから、そのときだけ気を付けていれば普段はマットがなくても大丈夫、と考える方も少なくないかもしれません。

ですが実は、床への油はねは、揚げ物の調理後よりも炒め物の調理後の方が多く、その範囲も広くなります

実際に揚げ物と炒め物、それぞれ一品を調理した後の床への油はねの範囲と数を比べる実験では、揚げ物をした後の油はねが14箇所だったのに対し、炒め物の後にはなんと39箇所も油がはねていたという結果に。
Nijiro
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飛び散る範囲も、縦幅・横幅ともに炒め物の方が広かったのです。

手間や時間のかかる揚げ物の頻度は少なくても、フライパンでの炒め物の調理は毎日のようにする人も多いのではないでしょうか。

自覚している以上に、調理中の油汚れはキッチンに広がっているのです。

とはいえ、それでもやっぱり「マットを敷くより床が汚れたらその都度掃除する方がいい」と考える方もいるでしょう。

もちろんそれでも問題はないのですが、キッチンマットを敷くことで油汚れが飛び散った範囲以上に広がるのを防ぐことができる、ということは覚えておきたいところです。

Aki
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キッチンマットを敷いていない状態で床に油はねの汚れが付いた場合、その上をさらに足で踏んでしまい、足の裏に付いた汚れがキッチン内を移動するたびあちこちに広がってしまうのです。

スリッパをはいてキッチンに立つ人も多いかと思いますが、スリッパの裏は材質によっては汚れをどんどん吸い、油だらけになってしまうことも。

当然そのまま他の部屋へ行けば、汚れの拡散はキッチン内に留まりません。

一方、キッチンマットを敷いた状態でその上に油汚れが付いた場合には、マットが汚れをしっかり吸着してくれるのでスリッパの裏にはほとんど移らず、結果として他の場所へ汚れが広がることはほぼなくなります
Nijiro
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掃除がかえって大変だから、単純に邪魔だから、ない方がすっきりしてキッチンがきれいに見えるから……などなど、キッチンにマットを敷きたくない理由はいろいろあるかと思います。

Aki
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ですが、キッチンの油はね・油汚れに関しては、キッチンマットがあるだけでずいぶんと被害が低減される、ということはぜひ覚えておいてください。

キッチンマットを敷くその他のメリット

キッチンマットを敷く一番のメリットは汚れの拡散を防ぐというところにありますが、その他のメリットについてもご紹介しておきましょう。

物を落としてしまったときの衝撃を吸収してくれる

キッチンで忙しく立ち働いていると、物をうっかり落としてしまうこともありますよね。

そのとき、床に直接落ちるのと、キッチンマットの上に落ちるのとでは大違いです。

Aki
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キッチンに敷くラグマットには薄手ですっきりした見た目のモノも多いですが、それでもかなり衝撃を吸収してくれます。落とした物はもちろん、床もしっかり保護してくれるのがうれしいところ。

衝撃を吸収し、落とした物が壊れることを防いでくれるので、中に入っているモノが漏れることも結果として防止してくれます

料理中には、中に液体状のモノが入った容器を手に取ることもよくありますよね。床に普通に落とすと容器ごと壊れて中身も飛び散ってしまう……なんて散々な結果になってしまうこともありますが、キッチンマットがあればそこまでひどい事態にはなりにくいです。
Nijiro
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足の冷えや疲れを軽減してくれる

フローリングの床は、冬場はとても冷たくなってしまいますよね。
スリッパなどはいていても防ぎきれるものではありません。

Aki
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キッチンマットには、冬場のつらい冷えを防ぐ保温効果もあります。キッチンマットを敷いている場合、敷いていない状態と比べて足の裏の温度が2.6度も違うのだとか。長い間キッチンに立って料理などをする人にとっては、見逃せないメリットですね。
クッション性もあるので、床に直接立つよりも足腰の疲れも抑えられるのがうれしいところです。
Nijiro
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キッチンマットの持つデメリットとは

メリットの多いキッチンマットですが、デメリットもいくつかあります。

定期的に洗う必要がある

キッチンマットは汚れが拡がるのを防いでくれますが、マット自体は油汚れをどんどん吸収していくので、定期的に洗わなければいけません。

もちろん油汚れ以外の汚れもたまっていきますから、ちゃんと洗わずに使っていればかえって不衛生ということにもなりかねません。

問題は、普通の洗濯物と比べてかなり大きく、また乾くまでにそれなりに時間もかかるということ。

Aki
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洗濯する手間がかかってしまうという点は、毎日忙しく過ごしている方にとっては余計な家事が増えるというデメリットになってしまうかもしれませんね。

掃除のときにいちいちよけなければいけない

キッチンの床を掃除するときには、その都度よけなければいけないというのもデメリットの1つ。

Aki
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お掃除があまり苦にならないという方はマットを移動させるくらいの手間はさほど気にならないでしょうが、あまり掃除が好きではないという方にとっては、「キッチンマットをよける」という一手間が大きなネックとなってしまうかと思います。
ただ、マットを洗濯するタイミングであれば簡単に掃除できますので、その習慣が身に付けばあまり苦にはならないかもしれませんね。
Nijiro
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Harry
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こちらのサイトでは、キッチンラグマットを豊富に揃えていますので、ぜひチェックしてみてください。

キッチンラグマット豊富な商品数

 

キッチンにマットを敷くかどうかは、人それぞれの好みや考えが反映される点でもあります。

ただ、キッチンマットがない状態では油はねの汚れがかなり拡がってしまうということについては詳しく知らない方も多かったのではないでしょうか?

これまでキッチンマットを使ったことがないという方も、ぜひもう一度検討してみてくださいね。

 

▼こちらのサイトもご参考にしてください。
キッチンマットは不要?必要? メーカー社員が実験しました。