暑い夏も寒い冬も快適に!季節に合わせたラグマットの選び方をご紹介

ラグマットを敷いていて「なんだか季節に合っていない気がする」と、感じたことはありませんか?

ラグマットは、「とりあえず買ったモノがそのまま……」というケースが多いようですが、面積があるので意外とお部屋のインテリアに影響を及ぼすアイテムです。

Ryoko
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そこで、デザインの好みなどで選びがちなラグマットを季節に合わせて賢く選ぶ方法や、オールシーズン使えるタイプのラグマットをご紹介したいと思います。

ぜひ、ラグマット選びの参考にしてみてくださいね。

 

春には春らしい色と素材で明るいイメージの部屋作りをしよう

春には、春らしい色を使ったラグマットがぴったりです。

Ryoko
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明るい雰囲気のイエロー系や、桜をイメージさせるピンク系などのラグマットを敷くだけで、部屋がぐっと春らしくなります。

イエローラグ

インテリアに統一感を出したい時には、クッションカバーやカーテンなどもラグマットと同系色で合わせると良いでしょう。
Nijiro
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ピンクラグ

面積の狭いラグマットを敷く場合には、思い切って花柄などの柄物のラグマットを敷いてみるのもおすすめです。

花柄のラグ

ただし、柄物のラグマットは、柄によっては面積が広くなるとうるさ過ぎる傾向があります。

Ryoko
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また、カーテン・壁紙・他の家具などとのバランスによっては、落ち着かない印象になることもあるので注意しましょう。

ラグマットを選ぶ際には、デザインだけではなく素材選びも大切です。

素材に応じて、肌触り・機能性・お手入れ方法なども違ってくるからです。

春は、気温の変化が激しく、冬の寒さに戻ってしまったかと思ったら、夏日のような暑さを感じることもあります。

ですから、春になったからと言って、すぐに涼しさを感じさせる素材にしてしまうと、ひんやりし過ぎてしまいますし、温もりを感じさせるタイプのラグでは不快に感じることもあるでしょう。
Nijiro
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春のラグマットの素材には、オールシーズン使えるウールやポリエステルがおすすめです。

Ryoko
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インテリアのアクセントとして、春らしい明るいラグマットを敷くなら、光沢感のあるアクリル素材を選んでみるのもいいでしょう。

 

夏は清涼感のある素材のラグマットが最適

夏は、青や青緑系の寒色系のラグマットを使うと、涼しげな雰囲気になります。

Ryoko
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ただし、面積の広いラグマットの場合には、濃すぎる色を使うと圧迫感を感じさせることもあるので、圧迫感を避けるために薄い色を選ぶと広がりのある空間になります。

ブルー系ラグ

夏には、竹・い草・麻などの素材でできたラグマットもおすすめです。

Ryoko
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竹は、熱伝導率が高いので、足で触れた部分の熱がすぐに分散するため、歩いていても常にひんやりと心地良く感じられます。

竹ラグ

 

い草は、畳にも使われている素材なのでご存知の人も多いでしょう。い草は、香りも爽やかですし、湿気を吸収する効果もあると言われているので、じめじめした日本の夏にぴったりです。

い草ラグ

 

麻は、見た目にも涼しげでさらりとした肌触りなので、夏にも爽やかな使い心地が期待できます。

麻のラグ

 

Ryoko
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これら3つの素材は、どれも清涼感のあるラグマットですが、触り心地が異なります。どれにしようか迷う人は、実際に肌触りを確かめてから選びましょう。

竹・い草・麻などは清涼感があり夏におすすめの素材ですが、インテリアになじまないこともあります。

また、好みの色やデザインのラグマットを敷きたい人もいるでしょう。そのような人は、肌触りが良く、吸収性にも優れている綿素材のラグマットがおすすめです。
Nijiro
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また、綿と麻の素材を合わせて作る綿麻混合のラグマットも、綿のやさしさと麻のさらりとした肌触りが感じられるので、汗ばむ夏にもピッタリです。

Harry
Harry
こちらは、綿麻混のラグマット。防ダニ、抗菌、防臭加工を施してあり、暑い季節でも快適に使用できます。

綿麻混のラグマット

最近では、家庭の洗濯機で丸洗いできるラグマットが開発され、一般に販売されるようになっています。
Nijiro
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Harry
Harry
こちらは、洗濯機ウォッシャブルタイプのラグマット。手触りはサラッとしていて、ひんやり感もあります。素肌に心地良い素材感が魅力です。防ダニ加工も施してあります。

ウォッシャブル・ラグマット

洗えて、乾きやすいタイプなら、より便利に使えるでしょう。

 

秋は見た目の温もり感を重視しよう

秋は紅葉の季節なので、少し落ち着きのある雰囲気がラグマットがおすすめです。

Ryoko
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ブラウンやベージュなどは、どのような色にもなじみやすいので取り入れやすいですね。くすんだグレイッシュ系の色もおすすめです。

但し、木目調のナチュラル素材で統一された部屋に、グレイッシュ系の色を使うと暗いイメージになることもあります。そのような場合には、秋の日差しをイメージした黄色のラグマットを敷くと、さらに木のぬくもりが感じられる空間になるでしょう。

夏には嬉しいひんやりした肌触りのラグマットも、秋になると足元が冷える上に暖房効果が悪くなることもあります。ですから、秋には見た目はもちろん、ぬくもりを感じられる素材を選びましょう。肌触りの良い、毛足の長いタイプのシャギータイプなら温かみを感じやすいです。シャギータイプは見た目もゴージャスで人気のラグマットですが、お手入れ方法などに手間がかかる物や、洗えないタイプのものもありますので、購入前に確認しましょう。また、マイクロファイバータイプのラグマットも、柔らかくふんわりとした肌触りなのでおすすめです。

【シャギータイプやマイクロファイバータイプのラグマットの写真を入れる】

そして、秋に使うラグマットは、機能性やお手入れ方法などの他に、床暖房やホットカーペットなどの暖房器具に対応できるかなどを確認してから購入することも大切です。

 

冬は体感的に暖かいラグマットを選ぼう

冬には足元を温かくするラグが必須です。特にフローリングなどは、スリッパを履いていても足元から冷えてきます。ですから、冬のラグマットは、見た目の温かさに加え、体感的にも温かさを感じられる物が良いでしょう。もちろん、清涼感のある寒色系の色のラグマットは避けましょう。

【暖かそうなふんわりとしたラグマットの写真を入れる】

ふんわりと毛布のようにボリュームのあるラグマットや、布団のようにふっくらと足元を包み込むようなラグマットだとぬくもりを感じられます。秋のラグマットと同様に、床暖房やホットカーペットに対応していることはもちろん、床からの冷気が伝わらないように断熱効果があり、暖房などの熱を逃がしにくい蓄熱機能や、素足で歩いてもひんやりしない接触温感機能付きだと寒い冬にも安心です。さらに、寒さに弱い人には、触れた部分がじんわりと温かくなる吸湿発熱加工を施した商品もあります。

冬場は、厚手のラグマットが重宝しますが、厚手のものは熱を伝えにくいという特徴もあります。そのため、厚手のラグマットは、床暖房やホットカーペットに対応していても部屋の温度が上がりにくいというデメリットもあるのです。そのため、床暖房やホットカーペットを頻繁に使用するスペースには、薄手のラグマットを使用するのがおすすめです。

また、暖房や加湿器を利用する部屋ではダニが繁殖しやすいので、防ダニ機能の付いたラグマットを使い、こまめに掃除するなどダニ対策を怠らないようにしましょう。

 

オールシーズン対応のラグマットは質感と機能性を重視しよう

季節ごとにラグマットを変えるつもりはない人もいますし、家具の下に敷いているラグマットなどは頻繁に変えにくいこともあるでしょう。そのような場合には、オールシーズン対応できるラグマットがおすすめです。

最近では、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる多機能性のラグマットの種類も豊富です。年間を通して使うラグマットの色は、涼し気な寒色系や温かみを感じさせる濃い暖色系は避けましょう。そうなるとベージュ系やグレー系が無難です。

無難な色ではなく、少し存在感を出したい人には、シルバーカラーやゴールドカラーもおすすめです。また、柄物のラグを選ぶ場合には、シンプルで飽きのこないデザインを選ぶと良いでしょう。

オールシーズンで使うラグマットでは、機能性を重視することも大切です。床暖房やホットカーペットなどの冬場の暖房器具に対応することはもちろん、夏場の冷房が効きやすいさらりとした質感の物を選びましょう。保冷・保温機能に優れたラグを使えば、冷暖房費の節約にもつながります。

さらに、オールシーズンで使うことを考慮すると、へたりにくく耐久性があり、手軽に洗濯機で洗えるものならベストです。ダイニングテーブルの下などは、汚れた部分だけを洗えるジョイントマットが便利でしょう。また、廊下やキッチンなど人がよく歩く場所には、ナイロンやウールなどの素材を使った丈夫なラグマットがおすすめです。

 

まとめ

ラグマットは、おしゃれなインテリアのアイテムに思われがちですが、季節に合わせて賢く選ぶことも大切です。これからラグマットを購入する人は、ぜひ、ご紹介した選び方を参考にしてくださいね。