ラグマットは機能性や素材選びにも注意しよう!失敗しないラグマットの選び方を詳しく解説

ラグマットをデザインの好みで選んでしまって失敗した、という経験はありませんか?

Aki
Aki
ラグマットは、気軽に買えるインテリア・アイテムとして人気がありますが、衝動買いも多く、「お部屋に敷いてみたら今イチだった」というのは、よく聞く話です。

そこで、ラグマットの機能や素材に着目して、適切なラグマット選びについてお話したいと思います。

 

ラグマットを買う目的をはっきりさせて機能を選ぼう

いざラグマットを購入しようとしても、ラグマットは種類が多く、どのように選べばよいかわからない人も多いでしょう。

デザインも豊富で、多機能のラグマットも多いので、目移りしてしまいますよね。

Aki
Aki
そこで、まずラグマットを購入する時には、ラグマットを買う目的や外せない機能をはっきりさせましょう。

例えば、勉強机の下などに敷く場合には、椅子を引きずる音への対策や床への傷防止などが目的になります。

ダイニングテーブルの下に敷く場合も同様の目的になりますが、さらに、食べ物や飲み物をこぼした時のために、撥水加工丸洗いできるタイプだと便利です。

マンションなどの集合住宅のキッチンや廊下などに敷く場合には、動き回ることが多いスペースですので、防音機能滑り止め機能が欠かせませんね。
Nijiro
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また、ラグマットは足元に敷くので体感温度に与える影響が大きいです。

ですから、冬の寒さ対策や夏の暑さ対策を目的にラグマットを選ぶ人も多いでしょう。

Aki
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最近では、オールシーズン対応のラグマットも増えましたが、ラグマットを購入する目的がはっきりしている場合には、季節に合ったラグマットを選ぶとよいでしょう。

そして、子育て中の人がラグマットを選ぶ時に気になるのは衛生面ではないでしょうか?

そうした場合には、抗菌・防カビ・防ダニなどの機能は外せない機能ですね。

そして、清潔に保つためにも掃除がしやすく丸洗いできるタイプだと安心です。

Aki
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ラグマットをインテリアの一部として考え、デザイン重視で選ぶ人が多いですが、このように目的をはっきりさせることで、買うべきラグマットが絞れます。
Harry
Harry
こちらは、防音・抗菌・防ダニ・遊び毛防止・防炎機能付きの高品質ラグマット。クッション性もあって快適に過ごせます。

多機能ラグマット

Harry
Harry
こちらは、オールシーズン対応のラグマット。安心のウールマーク付きです。

オールシーズン対応ラグマット

 

ラグマットを購入する時には素材にも注目しよう

ラグマットを選ぶ時に、素材に注目する人は少ないかもしれません。

しかし、素材によってメリットやデメリットがありますので、買う目的に合わせて選ぶことが大切です。

Aki
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ラグに使われる素材は、大きく分けて天然繊維と化学繊維に分けられます。天然繊維には綿・ウール・シルク・麻など、化学繊維にはポリエステル・ポリプロピレン・アクリル・ナイロンなどがあります。

衣類にも使われている繊維なのでご承知の通り、天然繊維の方が身体に害が少ないと言われています。

また、天然繊維は化学繊維に比べて、静電気が起こりにくいので、掃除機などでのお手入れもしやすいでしょう。

Aki
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天然繊維の綿は、下着などに多く使われる繊維で、肌触りが良く吸水性に優れているのが特長です。天然繊維の中では比較的お手頃価格ですが、しわになりやすく縮みやすい点と、日光に当たると日に焼けて変色しやすい点がデメリットと言えます。

ウールは、冬は暖かく夏は涼しく過ごせることから、オールシーズン使える素材として知られています。

価格は高めですが、肌触りや身体に優しい素材なので人気があります。

シルクは、繊維の中でも高級品として知られているように、家庭用のラグマットの素材として使われることは少ないです。

Aki
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麻は、吸水性・発散性・通気性に優れていますさらりとした肌触りで夏は涼しく、熱を通しにくいので冬は暖かく過ごせるのも特徴です。デメリットは、毛羽立ちやすく価格が高めな点でしょう。
化学繊維のポリエステルは、軽くて肌触りが良く、しわになりにくい優れた繊維です。価格も安いのでラグマットやカーペットにも多く使用されています。
Nijiro
Nijiro

ポリプロピレンも、ポリエステルと同様に安価な素材で、ラグマットやカーペットに多く使用されている素材です。ポリエステルよりも遊び毛ができにくいメリットがありますが、肌触りが硬めというデメリットもあります。

Aki
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アクリルは、発色の良さと滑らかな肌触りが特徴です。また、乾きやすい特性もあるので、洗濯後に早く乾くメリットがあります。デメリットは、化学繊維の中では価格が高めで遊び毛が出やすい点です。

ナイロンは、非常に丈夫で、耐久性や耐摩擦性に優れた繊維なので、人が多く集まる場所や、廊下などの歩くことが多いスペースにぴったりです。

ただし、静電気が起こりやすいデメリットがありますので、静電気防止加工されているものを選ぶとよいでしょう。

 

ラグマットの毛足のタイプと特徴を知ろう

ラグマットは、毛足のタイプによっても特徴が違います。

毛足がカットされている物はカットタイプ、毛足の先端が輪の状態になっている物はループタイプ、表面がフェルトのように平織になっているものはフラットタイプと呼ばれています。

カットタイプ

カットタイプは、毛足の長さでプラッシュタイプシャギータイプに分けられます。

プラッシュタイプは、毛足の長さが5~10mmにカットされたもので、優しい肌触りが特徴です。毛足が短いので、細かい絵柄を表現しやすいです。

プラッシュタイプのラグマット

シャギータイプは、毛足の長さが25mm以上と長く、ふんわりとした肌触りとエレガントな見た目が特徴です。長い毛足が空気中のほこりや花粉を吸着する効果もあります。

シャギータイプのラグマット

ループタイプ

ループタイプは、毛足をカットせずに輪の状態に巻き付けてあるので、カットタイプと比べて遊び毛が出にくいです。

ループタイプは、毛足の高さが均一になっているレベルループ、毛足に高低差があるマルチレベルタイプに分かれます。

レベルループタイプは、歩きやすく耐久性に優れているので、人が多く歩く場所や椅子の下などに適しています。

ループタイプのラグマット

マルチレベルループタイプは、毛足の高低差・使う糸の太さ・色の違いなどで、様々な表現ができます。レベルループタイプに比べて装飾性に優れています。

マルチレベルループタイプのラグマット

 

フラットタイプ

フラットタイプは、平織りで毛足がないため遊び毛がなく掃除もしやすいので、実用的でお手入れがしやすいです。

平織りでフラットなラグマット

毛足の長いゴージャスなラグマットを好む人には物足りないかもしれませんが、シンプルな空間にしたい人にはおすすめのタイプです。

 

使用する場所に合わせてラグマットのサイズを決めよう

ラグを敷く目的がはっきりとし、機能・素材・毛足の長さなどが絞れたら、サイズや形・色やデザインを決めましょう。

ラグマットをどこに使用するかによって、大きさも変わります。

Aki
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勉強机やダイニングテーブルの下に使用する場合には、椅子を出し入れするスペースも考慮して、サイズを決めると良いでしょう。

ダイニング・ラグマット

 

ベッドルームに使用する場合には、ベッド全体をラグマットに載せるのか、インテリアの一部として取り入れるかなど、部屋のイメージに合わせてサイズを決めるとよいでしょう。円型や楕円形などの変形ラグをアクセントに使うのもおすすめです。
Nijiro
Nijiro

リビングに使用する場合には、ソファに座って過ごすのか、床でくつろぐことが多いのかなど、目的によって選ぶサイズが変わってきます。

また、ソファやテーブルのバランスに合わせて、ソファ全体をラグマットに載せるのか、リビングテーブルの下だけに敷くのかなどでも、適したサイズが変わってくるので、どのようにラグマットを敷くのか決めてから、サイズを検討するとよいでしょう。

リビングのラグマット

サイズを決める時は、必ずメジャーなどで測ることが大切です。

ラグマットを購入してから大き過ぎる、小さ過ぎるなどの失敗がないように、最適なサイズのラグマットを選びましょう。

一般的なラグマットのサイズは、以下の通りです。

  • 100×140cm
  • 140×200cm
  • 200×200cm
  • 200×250cm

これらのサイズだと、大きすぎたり小さすぎたりする場合には、セミオーダーなどを検討してもよいでしょう。

また、ハート型や星形などの変形加工に対応しているショップもありますので、好みの形のラグマットが見つからない場合は、オーダーカットの相談をするのもおすすめです。

 

まとめ

ラグマットとひと口に言っても、素材やタイプで特徴は大きく違います。

まずは、購入する目的をはっきりさせて、機能・素材タイプなどを検討しましょう。

Aki
Aki
ラグマットは、とにかく種類が豊富ですので、じっくりと検討することをおすすめします。インターネットには専門店がありますので、いくつかのショップを選んで比較してみましょう。キーワードで検索すれば、候補の商品がたくさん出てきますよ。

ぜひ、満足のできるラグマットを選んでくださいね。